【小学生〜大人向け】織田信長の本おすすめ7選を紹介!人物像から性格・魅力が分かる!

「織田信長に関する本のおすすめを教えてほしい。」
「織田信長の人物像や歴史の知識を学びたい。」

この記事に訪れた方は上記のような悩みを持っていませんか?

織田信長は、誰もが教科書で学んだことがある、最も有名な戦国武将の一人です。

ですが、その人物像や幼少期については、意外と知らない方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では織田信長に関するおすすめ本を紹介していきます

歴史上の偉人の経験を学ぶことは、現代を生きる私たちにも役に立ちます。

初心者でも読みやすい本も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

織田信長のおすすめ本の選び方・注意点

織田信長に関する本は、生涯を描いた伝記から、歴史的解釈を解説した学術書まで様々です。

自分に合った本を選ぶことで、より役に立つ情報を得ることができます。

本の選び方については下記を参考にしてください。

織田信長おすすめ本の選び方
  1. 本の難易度で選ぶ
    (初心者向けか、歴史好き向けか)
  2. 本で知りたい内容で選ぶ
    (歴史的事実か、信長の人物像か)

この2点に注意して本を選ぶようにしましょう。

本記事では歴史が苦手な方から、より詳細に学びたい方までおすすめできる本を紹介しています。

織田信長のおすすめ本7選

織田信長本おすすめ一覧おすすめできる方
①角川まんが学習シリーズ まんが人物伝 織田信長・信長の基本的な知識を知りたい方
・歴史が苦手な方、初心者の方
小学生向け
②超ビジュアル! 歴史人物伝 織田信長・信長について幅広く学びたい方
・戦国時代について知りたい方
小学生向け
③現代語訳 信長公記 (新人物文庫)・信長の生涯をより詳しく知りたい方
・歴史書を読んでみたい方
上級者向け
④織田信長 全5巻合本版 (山岡荘八歴史文庫)・歴史の勉強は苦手な方
・戦国時代の様子を知りたい方
初心者向け(小説)
⑤織田信長 (中世から近世へ)・戦国時代における信長像を知りたい方
・レポートの題材を探している方
上級者向け
⑥「本能寺三部作」信長の棺 上下巻セット・歴史の解釈が好きな方
・信長の死の新説を知りたい方
⑦「本能寺の変」は変だ! 435年目の再審請求・信長の死について疑問がある方
・理系的な視点を読みたい方

1つずつ解説していきます。

①角川まんが学習シリーズ まんが人物伝 織田信長

発売日2017年6月21日
ページ数160ページ
筆者(監修)山本博文氏
出版社KADOKAWA
単行本(税込)約900円
電子書籍(税込)約800円
Amazonカスタマー
レビュー
目次
  • 第1章 大うつけとよばれた男
  • 第2章 「天下布武」のはじまり
  • 第3章 信長包囲網
  • 第4章 宿敵・武田との戦い
  • 第5章 本能寺の変
おすすめできる方
  • 信長の基本的な知識を知りたい方
  • 歴史が苦手な方、初心者の方
本のレベル
  • 読みやすさ(難易度):易しい
  • 得られる知識量:多い
  • 内容の専門性:低い

歴史上の人物の生涯をマンガ形式で描いた、学習用伝記まんがシリーズ。

ストーリーを追って楽しく読み進めながら、自然と歴史の流れを掴むことができます。

読みやすい漫画形式ですが、歴史的史料をもとに詳細に再現されていて、歴史の流れや重要用語がしっかり学べます。

ストーリーに出てきた歴史用語は、そのページ上に注釈が載っているので、初心者でも理解しながら読み進められます。

教科書上の実績だけでなく、信長の生き様や強さの理由も知れて、歴史をより身近に感じられます。

特に歴史を初めて学ぶ小学生や、歴史に苦手意識がある方、初心者の方にぜひ読んでいただきたい1冊です。

②超ビジュアル! 歴史人物伝 織田信長

楽天ブックス
¥1,210 (2023/03/25 18:16時点 | 楽天市場調べ)
発売日2016年7月7日
ページ数224ページ
筆者矢部健太郎氏
出版社西東社
単行本(税込)約1,200円
電子書籍(税込)約1,000円
Amazonカスタマー
レビュー
目次
  • 織田信長大解剖!!
  • 1章 尾張の大うつけ
  • 2章 天下統一への道
  • 3章 覇王の快進撃
  • 4章 本能寺に散る
おすすめできる方
  • 信長について幅広く学びたい方
  • 戦国時代について知りたい方
本のレベル
  • 読みやすさ(難易度):易しい
  • 得られる知識量:多い
  • 内容の専門性:低い

信長に関するあらゆる知識を、豊富なカラーイラストや歴史資料とともに学べる本です。

信長の年齢に沿った歴史上のできごとが、起きた場所や史跡、関連エピソードなどとともにまとめられています。

戦いの名前や場所が、現在の地名や史跡と合わせて紹介されており、より理解が深まる工夫がされています。

特徴的なのが、コンテンツの豊富さと分かりやすさです。

関係する人物の詳細や相関図、戦国時代の文化や国名などが、カラーイラストとともに詳しく説明されています。

マンガでおおまかな流れを掴んでから、個別のできごとを詳しく学べる構成なので初心者でも読みやすいです。

索引や目次が分かりやすいので、必要な時期だけ調べて読む、辞書のような使い方もおすすめです。

③現代語訳 信長公記 (新人物文庫)

楽天ブックス
¥1,047 (2023/03/25 18:16時点 | 楽天市場調べ)
発売日2013年10月10日
ページ数541ページ
著者太田 牛一氏(訳:中川 太古氏)
出版社中経出版
単行本(税込)約1,000円
電子書籍(税込)約900円
Amazonカスタマー
レビュー
目次
  • 首巻 入京以前
  • 巻一 永禄十一年
  • 巻二 永禄十二年
  • 巻三 元亀元年
  • 巻四 元亀二年
  • 巻五 元亀三年
  • 巻六 元亀四年
  • 巻七 天正二年
  • 巻八 天正三年
  • 巻九 天正四年
  • 巻十 天正五年
  • 巻十一 天正六年
  • 巻十二 天正七年
  • 巻十三 天正八年
  • 巻十四 天正九年
  • 巻十語 天正十年
おすすめできる方
  • 信長の生涯をより詳しく知りたい方
  • 歴史書を読んでみたい方
本のレベル
  • 読みやすさ(難易度):難しい
  • 得られる知識量:多い
  • 内容の専門性:普通

歴史史料である「信長公記」の現代語訳版です。

信長公記とは
  • 慶長の頃に太田牛一によって書かれた織田信長の伝記
  • 織田信長の生涯を、実際に仕えた旧臣の目線から描かれた一次史料

信長公記は、信長と同じ時代を生きた臣下が、実際に見聞きしたことを詳細に記録したものです。

歴史書としての信頼性が高い上に、戦記文学としてもすぐれた作品です。

本書「現代語訳版」の特徴は、原文をただ忠実に訳したのではなく、現代人が読みやすい形に修正されている点です。

例えば、原文では省略されている用語や主語を補い、見出しを整理し、時系列に並び替えられています。

分かりやすい表現になるよう工夫されていて、古文の知識がなくてもすらすら読めます

織田信長の生涯についてより詳しく学びたい方におすすめの一冊です。

④織田信長 全5巻合本版 (山岡荘八歴史文庫)

楽天Kobo電子書籍ストア
¥3,740 (2023/03/21 01:58時点 | 楽天市場調べ)
発売日2021年4月23日
ページ数2117ページ
筆者山岡荘八氏
出版社講談社
単行本(税込)約0円
電子書籍(税込)約2,600円
Amazonカスタマー
レビュー
目次
  • 織田信長(1)無門三略の巻
  • 織田信長(2)桶狭間の巻
  • 織田信長(3)侵略怒濤の光
  • 織田信長(4)天下布武の前
  • 織田信春(5)本能寺の巻
おすすめできる方
  • 歴史の勉強は苦手な方
  • 戦国時代の様子を知りたい方

織田信長の生涯について描いた歴史小説で、時系列に沿って5巻に分かれています。

歴史の勉強ではなく小説として気軽に読めるので、学び初めにおすすめです。

ストーリーを通じて、冷酷で恐ろしいだけではない信長の本当の魅力を知れます。

信長以外にも、同じ時代を生きた武将やその妻など、戦国時代の人々の生き様に触れることもできます。

ただの教科だった歴史が一気に面白くなる、初心者にぜひ読んでほしい一冊です。

⑤織田信長 (中世から近世へ)

発売日2020年12月9日
ページ数298ページ
筆者柴 裕之氏
出版社平凡社
単行本(税込)約2,200円
電子書籍(税込)約1,800円
Amazonカスタマー
レビュー
目次
  • はじめに――「革命児」から「同時代人」信長へ
  • 第一章 信長の登場と尾張平定
    • 『信長公記」首巻にみる戦国時代の尾張国
    • 室町時代の尾張国支配と織田氏
    • 織田大和守家と伊勢守家の相剋
    • 「三奉行」の出現と織田弾正忠家
    • 織田信秀の台頭
    • 三河・美濃両方面に侵攻する織田勢
    • 勢威回復を託される信長
    • 信秀の死と信長・信成
    • 反勢力の鎮圧と「境目」鳴海領
    • 桶狭間合戦
    • 尾張平定
  • 第二章「天下再興」への道
    • 室町幕府将軍足利氏の実像
    • 「二人の将軍」と細川・三好両権力
    • 永禄の政変
    • 永禄の政変と「御所巻」
    • 混乱する畿内情勢、中央に現われる信長
    • 足利義昭の「天下再興」活動に応じる
    • 阿野島合戦と上洛計画の失敗
    • 「天下布武」の意思表示
    • 「天下再興」の実現へ
    • 「信長の上洛」は近世の始まりか
  • 第三章 元亀争乱と将軍義昭・信長
    • 足利義昭政権と織田信長
    • 五ヵ条の条書の誓約
    • 条書の真意
    • 代理戦争となった越前攻め
    • 江北浅井氏の離反と姉川合戦
    • 大坂本願寺・一向一揆の蜂起
    • 江濃越一和
    • 比叡山焼き討ち
    • 武田信玄との対立
    • 将軍義昭の挙兵と追放
  • 第四章天下人信長の出来
    • 将軍不在のための代行者
    • 「天下静謐」へ向けた大坂本願寺・武田氏との戦い
    • 長篠合戦のなかの信長
    • 天下人への歩み
    • 天下人として君臨する
    • 政庁・安土城の築城
    • 安土城下の様相と「楽市令」
    • 関所の撤廃
    • 道路・橋梁の整備
    • 寺社本所の存立を保護
    • 朝廷政治を正す
    • 寺社との「共存」
  • 第五章「天下一統」と政治構想
    • 丹波攻略・東国政策の開始
    • 「天下統一」と「天下一統」
    • 備後国鞆に下向する将軍義昭
    • 織田・毛利両氏の開戦 越後上杉氏と対立する信長
    • 大名・国衆に「共存」を求める姿勢
    • 「天下静謐」の実現
    • 惣無事」による「豊薩和平」
    • 「御窮屈」な「東国御一統」
    • 信長の「天下一統」の実態と歴史的意義
    • 織田領国の構造と経営
    • 信長と家臣
    • 信長の描いた政治構想
    • 信忠への「顕職譲与」とその意義
  • 第六章 本能寺の変とその後
    • 本能寺の変
    • 本能寺の変の性格
    • 織田権力のなかの惟任家
    • 四国政策をめぐる対立
    • 山崎合戦とその後
  • 終章 「外聞」を重視し「有姿」を求めた天下人信長
    • 時代を映す鏡だった信長のイメージ
    • 信長が目指したもの
    • その後の織田氏
  • おわりに
おすすめできる方
  • 戦国時代における信長像を知りたい方
  • レポートの題材を探している方

信長の生涯について、当時の時代背景を踏まえて詳細に研究された本です。

戦国時代の日本における、信長の生き方や、天下人になった過程が当時の社会秩序や環境をもとに解き明かされています。

これまでの「革命児」という現代的なイメージから離れた、信長像や時代背景を学べます。

学術的な論文に近い内容ですが、簡易な言葉で書かれていて、読みやすい工夫がされています。

歴史資料の引用も多く、調べものやレポート執筆にも役に立つ一冊です。

⑥「本能寺三部作」信長の棺 上下巻セット

発売日2008年9月3日
ページ数280ページ
筆者加藤 廣氏
出版社文藝春秋
単行本(税込)約1,400円
電子書籍(税込)約1,200円
Amazonカスタマー
レビュー
目次
  • 信長の棺 上巻
    • 第一章 安土脱出
    • 第二章 市中の隠・太田牛一
    • 第三章 捨万求一
  • 信長の棺 下巻
    • 第四章 舟入学問所
    • 第五章 隠れ里・丹波
    • 第六章 吉祥草は睡らない
おすすめできる方
  • 歴史の解釈が好きな方
  • 信長の死の新説を知りたい方

2006年にドラマ化もされた、歴史ミステリー小説です。

信長の臣下である太田牛一が、本能寺の変以後、信長の遺体の行方を捜しながらその死の真相を追うというストーリー。

いまだに真相が解明されていない、謎の多い信長の死について、大胆な新説が描かれています。

信長の死後の時代が舞台ですが、家臣や周囲の人間の目を通した信長の人物像を知ることができます。

現代人にも読みやすい表現で物語に集中できるので、歴史小説を読んだことがない方にもおすすめできます。

歴史が好きな方にはもちろん、新しい考え方を知りたいという方にぜひ読んでいただきたいです。

歴史の奥深さや面白さを教えてくれる、おすすめ本です。

⑦「本能寺の変」は変だ! 435年目の再審請求

発売日2018年2月3日
ページ数190ページ
筆者明智 憲三郎氏
出版社文芸社
単行本(税込)約700円
電子書籍(税込)約200円
Amazonカスタマー
レビュー
目次
  • はじめに
  • プロローグ なぜ再番請求か?
  • 第一編 謀反の動機定説・通説編
    • 第一話 ハゲだから謀反って変だ!
    • 第二話 百年もたってるって変だ!
    • 第三話 そのリアリティって変だ!
    • 第四話 恨んで謀反って変だ!
    • 第五話 天下を取る五月って変だ!
    • 第六話 その四国説って変だ!
    • 第七話 証言無視って変だ!
    • 第八話 現場にいないのに変だ!
  • 第二編 謀反の動機新説編
    • 第九話 新説だって変だ!
    • 第十話 主体的動機無しって変だ!
    • 第十一話 庇護されてるのに変だ!
  • 第三編 謀反の動機解明編
    • 第十二話 投資効果無視って変だ!
    • 第十三話 自白の書き変えって変だ!
    • 第十四話 最大危機見落しって変だ!
    • 第十五話 歴史の流れ無視って変だ!
  • 第四編 謀反の実行経緯定説・通説編
    • 第十六話 「敵は本能寺にあり」って変だ!
    • 第十七話 「仕方がない」って変だ!
    • 第十八話 前夜まで秘密って変だ!
    • 第十九話 何でも偶然って変だ!
    • 第二十話 信長の油断って変だ!
  • 第五編 謀反の実行経緯解明編
    • 第二十一話 これで光秀討ちって変だ!
    • 第二十二話 一日八十キ口って変だ!
    • 第二十三話 みんな勘違いって変だ!
  • 第五編 謀反の後日談編
    • 第二十四話 土岐さんが明智って変だ!
    • 第二十五話 子孫がいるって変だ!『
  • エピローグ 歴史捜査に学ぶ
  • おわりに
おすすめできる方
  • 信長の死について疑問がある方
  • 理系的な視点を読みたい方

明智光秀の子孫である著者が、本能寺の変に関する定説の「変な点」を様々な検証から暴いた本。

明智光秀の謀反の動機や実行経緯、織田信長との関係性などが史料に基づいて、論理的に解明されています。

特徴的なのは、著者が歴史研究とは全く異なる、情報システム分野出身であることです。

従来の歴史研究のやり方とは違った、科学的・論理的にひも解いた「歴史捜査」の過程が詳細に解説されています。

根拠となる史料に対して、当時の時代背景や史料作成者の考えなども加えて、冷静に検証されています。

歴史に苦手意識がある方や、理系の方にとっても面白く読みやすい、おすすめ本です。

まとめ

いかがでしたか?

織田信長に関するおすすめ本を紹介してきました。

教科書を超えた、生きた人物としての織田信長について知ることで、その生き様を学ぶことができます。

時代の指導者の生き様には、現代を生きるわたしたちにも活かせる知恵が詰まっています。

この記事で自分に合った本を見つけて、これからの人生に役立てるきっかけになれば嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ゆるミニマリストブログ「むぎっこぐらし」の運営者。一人暮らし3年目、DIY歴は10年。小学生のころから毎日のように図書室に通う本好き。暮らしがちょっと豊かになるような、おすすめ本を紹介します。

目次