「赤ちゃんの頃から本を読んであげたいけれど、どれがいいの?」
「0歳の赤ちゃんが喜ぶ絵本ってあるの?」
「0歳児へおすすめ本を教えてほしい!」
「赤ちゃんとスキンシップが取れる本が知りたい!」
この記事に訪れた方は上記のような悩みを持っていませんか?
多くのお母さん、特に初めてのお子さんを持つお母さんにとっては、絵本を読んであげたいと思っても、考える余裕がないのが現実ですよね。
0歳からコミュニケーションの始まりと言われていることから、絵本の読み聞かせを通して親子間のスキンシップが取れる最大のツールであり、子供の知育へ繋がっていきます。
そこで今回は、月齢ごとの赤ちゃんへおすすめできる「赤ちゃんに人気の王道の絵本」をいくつか紹介していきます。

初めての絵本選びの参考にしてみてくださいね!
0歳向け絵本の選び方・注意点


絵本0歳向けの本の選び方については下記の通りです。
- 色や形がはっきりしている視覚効果のある絵本
- 言葉が単純でリズム感のいい本
- おもしろい仕掛けや感触に変化がある本
この3点に注意して本を選ぶと間違いありません。
0歳でねんねの頃からでも早すぎることはありません。
しかし当然ながら言葉を理解しているわけではないため、反応も少ないこともしばしばあります。
この時期は色の判別がはっきりでき始め、いろいろな色や形に興味を持ち出す頃です。
だからこそ、赤ちゃんは絵本を見る時は体中の色々な感覚を使って楽しんでいます。



心地いいリズムの本、変化のある色や形の絵本を、お母さんやお父さんが繰り返し読んであげてくださいね。
0歳向け絵本おすすめ10選
0歳向け絵本おすすめ一覧 | おすすめできる赤ちゃん |
---|---|
①じゃあじゃあびりびり (まついのりこのあかちゃんのほん) | ・ねんねの頃(0〜3ヶ月) |
②わんわん わんわん (くすくすえほん) | ・ねんねの頃(0〜3ヶ月) |
③あかちゃんのうた (松谷みよ子 あかちゃんの本) | ・ねんねの頃(0〜3ヶ月) |
④ぐるぐるうごく しましまぐるぐる (いっしょにあそぼ) | ・首すわり頃(3〜5ヶ月) |
⑤いないいないばあ (松谷みよ子 あかちゃんの本) | ・お座りの頃(6〜7ヶ月) |
⑥くっついた | ・お座りの頃(6〜7ヶ月) |
⑦ぴょーん(はじめてのぼうけん) | ・お座りの頃(6〜7ヶ月) |
⑧はらぺこあおむし | ・お座りの頃(6〜7ヶ月) |
⑨赤ちゃん絵本セット | ・はいはいの頃(8〜10ヶ月) |
⑩ママだいすき | ・ずっと楽しめる |
1つずつ解説していきます。
①じゃあじゃあびりびり (まついのりこのあかちゃんのほん)


発売日 | 2021年8月7日 |
ページ数 | 1ページ |
筆者 | まついのりこ氏 |
出版社 | 偕成社 |
単行本(税込) | 約660円 |
Amazonカスタマー レビュー |
- 0〜3ヶ月頃のねんね時期の赤ちゃんへ
- まだ視界がぼんやりしている赤ちゃんでも大丈夫
- 初めての絵本に困っている赤ちゃんへ
真っ赤でコンパクトなサイズ(赤ちゃんの肩幅サイズ)に、いろいろな「音」が詰まっている絵本。
1つの見開きページに1つの音があり、目を引く絵や文字の配置も赤ちゃんの興味をそそる絵本です。
1983年からある絵本界のベストセラーです!



ぜひお母さん、お父さんの優しい声でたくさんの音を表現して、読み聞かせしてあげてください。
②わんわん わんわん (くすくすえほん)
発売日 | 1993年4月1日 |
ページ数 | 1ページ |
筆者 | 高畠 純氏 |
出版社 | 理論社 |
単行本(税込) | 約1,100円 |
Amazonカスタマー レビュー |
- 0〜3ヶ月頃のねんね時期の赤ちゃんへ
- まだ視界がぼんやりしている赤ちゃんでも大丈夫
- 初めての絵本に困っている赤ちゃんへ
イラストにあわせて泣き声の文字があり、その泣き声の大きさによって文字の大きさも変化するなどの工夫が凝らされている絵本です。
コミカルな世界観は小さな子どもたちの興味をそそるものになっています。
大人も一緒に子供と楽しんで欲しい絵本です。



「じゃあじゃあびりびり」「わんわんわんわん」は合わせて買っている方も多い絵本のラインナップです。
③あかちゃんのうた (松谷みよ子 あかちゃんの本)


発売日 | 1971年8月20日 |
ページ数 | 32ページ |
筆者 | 松谷 みよ子氏 |
出版社 | 童心社 |
単行本(税込) | 約880円 |
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- 0〜3ヶ月頃のねんね時期の赤ちゃんへ
- お歌を通してスキンシップを取りたいお子さんへ
- 赤ちゃんのお出かけのお供に
古くから日本でうたわれてきた旋律や手遊びうたを松谷みよ子さんが見開き1ページにおさまる詩にしています。
どれもどこかで聞いたように懐かしく、そして優しく響く言葉で書かれています。
お母さんが赤ちゃんにお話したり、歌ったり、遊んだりするときの言葉で書かれています。
この絵本には、育児でいちばん大切だという親子のコミュニケーションのきっかけが描かれていて、親子間のコミュニケーションに最適です!



絵本を通してお母さん自身の思い出も蘇り、穏やかな気持ちで読んで歌えること間違いなし。
④ぐるぐるうごく しましまぐるぐる (いっしょにあそぼ)


発売日 | 2021年9月16日 |
ページ数 | ページ |
筆者 | かしわら あきお氏 |
出版社 | 学研プラス |
単行本(税込) | 約1,320円 |
Amazonカスタマー レビュー |
- 首すわり時期の3〜5ヶ月の赤ちゃんへ
- 追試をするようになった赤ちゃんへ
- 周りのものに興味を持ち始めた赤ちゃんへ
この絵本の特徴は目を引くそのカラフルな表紙。
色の識別や追試ができるようになった時期の赤ちゃんの興味をそそること間違いなし。
筆者には3ヶ月になったばっかりの娘がいますが、読未聞かせした時に、食い入るように絵本を見つめている様子に気が付きました。
赤ちゃんの視線が右へ左へと動いたりと、まだ3ヶ月にもかかわらず、この反応があると、読んであげている方まで嬉しくなっちゃいますね。


ちなみに、こちらの「しましまぐるぐる」は動かない仕様になっています。



赤ちゃんは動くものが大好き。生後1か月からあかちゃんは「動くもの」を目で追う「追視」をします。
⑤いないいないばあ (松谷みよ子 あかちゃんの本)
発売日 | 1967年4月15日 |
ページ数 | 20ページ |
筆者 | 松谷 みよ子氏 |
出版社 | 童心社 |
単行本(税込) | 約770円 |
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- お座り時期の6〜7ヶ月の赤ちゃんへ
- 追試をするようになった赤ちゃんへ
- 周りのものへ興味が出てきた赤ちゃんへ
- 目が合うようになった赤ちゃんへ
いないいないばあは2020年日本の絵本で初めて700万部を突破しました。
今も昔も「人生で初めて出会う絵本」として愛され続けています。赤ちゃんに語りかける言葉で、赤ちゃんと目が合う絵になっています。
筆者の娘に読んでみたところ、こちらも食い入るように見入っていて、眉毛をあげたり目を開いたりと反応があり、読んでるこちら側が嬉しくなり2回連続で読み聞かせをしました。
みなさん1度は目にしたことがある絵本ではないでしょうか?





上記の3点セットだと、月齢を重ねても継続して読み聞かせできるので、お得感が増しますよ!
⑥くっついた
発売日 | 2005年8月1日 |
ページ数 | 24ページ |
筆者 | 三浦 太郎氏 |
出版社 | こぐま社 |
単行本(税込) | 約880円 |
Amazonカスタマー レビュー |
- お座り時期の6〜7ヶ月の赤ちゃんへ
- 追試をするようになった赤ちゃんへ
- 周りのものへ興味が出てきた赤ちゃんへ
- 目が合うようになった赤ちゃんへ
「くっついた」の繰り返しが楽しい絵本です。
可愛くて優しい響きの言葉と絵の繰り返しの絵本。
読むたびに、のんびり優しい時間が流れ、赤ちゃんと一緒に大人もニッコリ笑顔になれちゃう、そんな絵本です。
赤ちゃんの定番絵本として大人気のひとつ。
絵本の最後は、赤ちゃんのほっぺたをはさんで、お母さんとお父さんも一緒に「くっついた」してみてください。



赤ちゃんとのスキンシップのきっかけにおすすめです。
⑦ぴょーん(はじめてのぼうけん)
発売日 | 2000年6月1日 |
ページ数 | 37ページ |
筆者 | 松岡 達英氏 |
出版社 | ポプラ社 |
単行本(税込) | 約860円 |
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- お座り時期の6〜7ヶ月の赤ちゃんへ
- 周りのものへ興味が出てきた赤ちゃんへ
- 兄弟がいる赤ちゃんへ
ページをめくると、いろいろな動物が「ぴょーん」とジャンプした動物が出てきます。
手足をがばっと広げてとびあがる、バッタやニワトリの姿に思わず声が出ちゃう絵本です。
赤ちゃんから大人までみんなで楽しめそう。飽きのこないおもしろさって、きっとこんな絵本のことを言うのかなと思います。
小さな本なのに、縦に開いたときの「ぴょーん」の絵にはふしぎなダイナミックさがあります。
赤ちゃんのはじめての絵本として愛されて、2020年で20年目をむかえたロングセラー絵本です。



ぜひお膝にお子さんを座らせ一緒に「ぴょーん」と真似してみてください。
⑧はらぺこあおむし
発売日 | 1976年5月1日 |
ページ数 | 25ページ |
筆者 | エリック・カール氏 |
出版社 | 偕成社 |
単行本(税込) | 約1,320円 |
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- お座り時期の6〜7ヶ月の赤ちゃんへ
- 周りのものへ興味が出てきた赤ちゃんへ
- 兄弟がいる赤ちゃんへ
世界中で愛されている、エリック・カールの代表作ともいえるこの絵本。
大人も1度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
小さなあおむしが、卵から蝶へと変化する様子を描いていますが単なる知識絵本では終わりません。
絵本の中に穴の開いたしかけのページがあることで、視覚や聴覚とともに感覚的にも刺激を与えられます。
この絵本の最大の魅力の一つでもある色彩は、 子どもたちの大好きな食べ物がどれも美味しそうに描かれ、さらに子供達の興味をそそります。
赤ちゃんにはまだ早い・・・と思われる方もいるかもしれませんが、色使いが素敵で赤ちゃんでもはっきりと識別できると思います。



最近、この絵本の歌もあるのでぜひ歌と絵本一緒に読み聞かせしてみてください。
⑨赤ちゃん絵本セット


発売日 | 1992年12月1日 |
ページ数 | 14ページ |
筆者 | 戸田 幸四郎 氏 |
出版社 | 戸田デザイン研究室 |
単行本(税込) | 約1,980円 |
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- はいはいの時期8〜10ヶ月の赤ちゃんへ
- 周りのものへ興味を持ち始めた赤ちゃんへ
- 初めての絵本をお探しの赤ちゃんへ
- プレゼント絵本を悩んでいる方へ
大人の手にすっぽりと収まるような、小さくてかわいい手の平サイズ絵本。
4冊セットでブック型ケースもお洒落なデザインです。
カバンに入れて持ち運んだり、お祝いにプレゼントするのにも良く人気の高い絵本です。
【いきもの】【のりもの】【しぜん】【せいかつ】の4冊セットで、赤ちゃんの身近なイラストがたくさんです。
シンプルで鮮やかだけど、優しい感じの色合いです。小さくても、クオリティーに妥協はありません。



物の名刺がシンプルに書かれている絵本のため、読み聞かせが苦手なお父さんにもおすすめできます。
物の名刺がシンプルに書かれている絵本のため、読み聞かせが苦手なお父さんにもおすすめできます。
⑩ママだいすき
発売日 | 2002年2月25日 |
ページ数 | 1ページ |
筆者 | まど みちお 氏 |
出版社 | こぐま社 |
単行本(税込) | 約990円 |
Amazonカスタマー レビュー |
- 全時期の赤ちゃんへ
- コミュニケーション・スキンシップのきっかけへ
- 0歳児だけでなくいくつになっても大丈夫
- 兄弟がいる赤ちゃんへ
小さい子は皆んなお母さんが大好き。人も動物も同じです。
この絵本はかわいい動物達がたくさん登場しきます。
短く簡単な言葉たちは、愛おしく読めば読むほど、その時間をリアルに身近に感じるかもしれません。
大好きなお母さんの声を通してその愛情をぜひ、お子さんたちに届けてあげてみてはいかがですか?



「ママだいすき」と言葉とともにお子さんとハグをしたりはだと肌を触れ合って、暖かい時間が過ごせる絵本です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「赤ちゃんからおすすめ知育絵本」について学べる本を詳しく紹介してきました。
赤ちゃんだけでなく、大人も一緒に楽しめる絵本もたくさんあります。



絵本を通してお子さんとスキンシップをとり、我が子の愛おしい笑顔を見てみてくださいね。