「1歳児におすすめ本を教えてほしい!」
「まだまだスキンシップを大事にしたいけど、どうやって?」
「食べることに興味を持って欲しい」
「いろいろな事に興味を持って欲しい」
この記事に訪れた方は上記のような思いや悩みを持っていませんか?
1歳児はさまざまな事に興味が湧き始め、好奇心旺盛に学び吸収する時期ですよね。
そして好奇心が刺激されるほど、感情の表現も豊かになっていく時期です。
動物や乗り物などに興味を持ち始めるので、たくさんの絵本にふれ、世界を広げて欲しいと思うパパやママも多いのではないでしょうか。
1歳の子とのコミュニケーションをとりながら、ママやパパのお助けアイテムとして頼もしい絵本があるんです。
そこで今回は「1歳向けおすすめ絵本」ご紹介していきます。この記事を読めば、1歳の子どもと過ごす毎日をもっと楽しめる参考になると思います。

絵本選びの参考にしてみてくださいね!
1歳向け絵本の選び方・注意点


絵本1歳向けの本の選び方について解説していきます。
- 子供の成長を促す絵本
- 同じ展開を繰り返す物語は簡単で興味を引ける
- 言葉遊びが楽しめるリズム感のある絵本
- イラストがメインなら内容が難しくても楽しめる
この4点に注意して絵本を選ぶと間違いありません。
1歳ごろになるとヨタヨタ歩くようになったり、ご飯が食べられるようになったり、表情がとっても豊かになったりと出来ることがたくさん増える時期ですよね。この頃は子供の世界が大きく広がり、好奇心も止まりません。言葉はまだちゃんと喋れなくても、周りの大人たちに本人の意思は伝わってきます。
その分ママやパパが一番目を離せない時期でもありますよね。実はこんな時ほど大活躍してくれるのが絵本です。



子供が喜ぶポイントを押さえて絵本を選ぶことが大事ですよ!
1歳向け絵本おすすめ12選
1歳向け絵本おすすめ一覧 | おすすめできる方 |
---|---|
①くつくつあるけ―くつくつあるけのほん1 | ・あんよが始まった時期 |
②こりゃ まてまて (0.1.2.えほん) | ・あんよが始まった時期 |
③もうねんね (松谷みよ子 あかちゃんの本) | ・寝かしつけ時期に |
④いいこ ねんね (とことこえほん) | ・寝かしつけ時期に |
⑤ママと赤ちゃんのたべもの絵本 (2) おやさいとんとん | ・離乳食が始まり食に興味が出てきた時期 |
⑥おいし~い (はじめてであうえほんシリーズ) | ・離乳食が始まり食に興味が出てきた時期 |
⑦もこ もこもこ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本) | ・言葉が出始めたとき |
⑧ことばのえほん1 ぴよ ぴよ | ・言葉が出始めたとき |
⑨きんぎょが にげた (幼児絵本シリーズ) | ・一緒に遊ぶ時に |
⑩ポケット (単行本絵本) | ・一緒に遊ぶ時に |
⑪ノンタンおしっこしーしー (赤ちゃん版 ノンタン3) | ・トイレが分かるようになったとき |
⑫はっはっはくしょーん | ・トイレが分かるようになったとき |
1つずつ解説していきます。
①くつくつあるけ―くつくつあるけのほん1


発売日 | 1986年6月20日 |
ページ数 | 20ページ |
筆者 | 林 明子 氏 |
出版社 | 福音館書店 |
単行本(税込) | 約880円 |
Amazonカスタマー レビュー |
- あんよが始まった頃の赤ちゃんへ
- お散歩を日課にしている赤ちゃんへ
- 真似っこできる時期の赤ちゃんへ
大人の手のひらにすっぽり収まる小さな一足の白いくつ。くつを履いている赤ちゃんの姿は描かれておらず、くつだけが、走ったり飛んだりする、ちょっと不思議な雰囲気の絵本。
歩きはじめる時期の子どもたちにとって、とても身近な存在の「くつ」。
パパもママもファーストシューズを我が子に買う際は、その小ささにうきうきしながら選んだと思います。
子供たちは自分と同じように歩いたり、はたまた転んじゃったりする姿に、興味津々に絵本をみてくれます。
擬音語もたくさん使われており、その音に意外と赤ちゃんは、ハマり大笑いしていたりします。



歩き始めたばかりの赤ちゃんに、おさんぽの前後にも、読んであげたい1冊ですね。
②こりゃ まてまて (0.1.2.えほん)


発売日 | 2008年5月15日 |
ページ数 | 20ページ |
筆者 | 中脇 初枝 氏 |
出版社 | 福音館書店 |
単行本(税込) | 約880円 |
Amazonカスタマー レビュー |
- あんよが始まった頃の赤ちゃんへ
- お散歩を日課にしている赤ちゃんへ
- 真似っこできる時期の赤ちゃんへ
歩き始めたばかりの赤ちゃんって、動くものを追いかけるのが大好きですよね。
この絵本でも、1歳くらいのよちよち歩きの赤ちゃんが、お散歩中に出会った動物たちを「こりゃ まてまて」とお追いかけて、すーっと逃げられてしまいます。その繰り返しのシンプルな絵本です。
お散歩あるあるで、もしかすると、絵本を読んでいるお子さんも、絵本に自分を投影しているかもしれません。
色彩度は薄めの絵本ではありますが、赤ちゃんにとってツボの絵本になるかもしれません。
ぜひ親子で読んでみてくださいね。



子供だけでなく大人も癒される絵本ですよ!
③もうねんね (松谷みよ子 あかちゃんの本)


発売日 | 1968年1月15日 |
ページ数 | 20ページ |
筆者 | 松谷 みよ子 氏 |
出版社 | 童心社 |
単行本(税込) | 約770円 |
Amazonカスタマー レビュー |
- 生活リズムをつけたい赤ちゃんへ
- 寝る前の習慣にしたい赤ちゃんへ
- 兄弟がいる赤ちゃんへ
- 物に興味が出てきた赤ちゃんへ
1968年の出版以来、赤ちゃんのファーストブックとしてロングセラーを続ける不朽の名作絵本シリーズの1冊です。
眠そうにしている動物たちが描かれ、皆んな「ねんね」していく絵本。繰り返しのリズムに揺られ子守唄のように読み聞かせできる絵本です。
「もうねんね」とママがそう言うと、自然に子供たちも眠たくなるようなくり返しの多い言葉が心地よく、淡い色彩のイラストは赤ちゃんのお休みの儀式として最適の1冊です。
小さな子どもを寝かしつけるのは本当に大仕事ですが、子供たちも大人もゆったりした気持ちで読んでみてください。



下記3点セットだと0歳から月齢を重ねても継続して読み聞かせができますよ!
兄弟ができた時やプレゼント用にもおすすめです。


④いいこ ねんね (とことこえほん)
発売日 | 2015年2月20日 |
ページ数 | 20ページ |
筆者 | 内田 麟太郎 氏 |
出版社 | 童心社 |
単行本(税込) | 約990円 |
Amazonカスタマー レビュー |
- 生活リズムをつけたい赤ちゃんへ
- 寝る前の習慣にしたい赤ちゃんへ
- 兄弟がいる赤ちゃんへ
- 物に興味が出てきた赤ちゃんへ
「いいこ、ねんね。いいこ、ねんね」お母さん、お父さんとくっついて安心しきって眠ります。
人間も動物も子どもたちは皆んな、お母さんやお父さんとくっついて眠ると安心しますよね。
「いいこ、ねんね。いいこ、ねんね」やさしい歌に抱かれて、安心して眠れるしあわせを描いた絵本です。
繰り返しのリズムで、うたっているような言葉が心地よいおやすみ絵本です。
「子どもたちが安心して眠る」簡単なようだけど、一番大切なことですよね。子どもたちの気持ちよさそうな顔を見る導入として絵本はいかがですか。
⑤ママと赤ちゃんのたべもの絵本 (2) おやさいとんとん


発売日 | 2008年1月29日 |
ページ数 | 20ページ |
筆者 | 石倉 ヒロユキ 氏 |
出版社 | 岩崎書店 |
単行本(税込) | 約660円 |
Amazonカスタマー レビュー |
- 離乳食が始まった赤ちゃんへ
- 食に興味がある赤ちゃんへ
- いろんな食べ物を食べて欲しい赤ちゃんへ
1歳ごろになると、だいぶ食べるご飯の量も食べられる種類も増えてくる時期ではないでしょうか。
中には好き嫌いをする子もいると思います。野菜を食べる子も、食べない子も、トントンする遊びは大好きです。
この絵本の中では野菜はいろいろな色や形をしていて、切れば小さくなっていくと、子どもたちの興味を引くポイントが簡単にわかりやすく、繰り返す擬音語でリズミカルに書かれています。
トントンと真似をする子たちもいると思います。ぜひテンポ良く遊びながら、絵本と慣れ親しんでくださいね。



初めて出会う食べ物の絵本にいかがですか?
絵本を通してお野菜が大好きになっちゃうかも!
⑥おいし~い (はじめてであうえほんシリーズ)


発売日 | 2014年3月5日 |
ページ数 | 1ページ |
筆者 | いしづ ちひろ 氏 |
出版社 | くもん出版 |
単行本(税込) | 約880円 |
Amazonカスタマー レビュー |
- 離乳食が始まった赤ちゃんへ
- 食に興味がある赤ちゃんへ
- いろんな食べ物を食べて欲しい赤ちゃんへ
まだまだ毎日が「はじめての出会い」でいっぱいの赤ちゃん。食事もそうですよね。
ママやパパは「おにぎり食べるかな?」「はじめてのお野菜食べるかな?」と思いながら食事の時間を迎えていると思います。この絵本は、おにぎりやスープを赤ちゃんがいいお顔で食べています。
ママやパパがみたいおいしいの顔が書かれています。絵本を通して、食事は楽しいことと認識してくれるでしょう。



絵本の始まりと終わりに「いただきます」「ごちそうさまでした」を付け加えて読むのもいいですね!
⑦もこ もこもこ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)


発売日 | 1977年4月25日 |
ページ数 | 29ページ |
筆者 | 谷川 俊太郎 氏 |
出版社 | 文研出版 |
単行本(税込) | 約1,430円 |
Amazonカスタマー レビュー |
- 言葉が出てきた赤ちゃんへ
- 物に興味が出てきた赤ちゃんへ
- リズムがいい絵本が好きな赤ちゃんへ
- 大笑いが欲しい赤ちゃんへ
1977年からあるロングセラー絵本。
「しーん、もこもこ、にょきにょき」とふくれあがったものは、みるまに大きくなってパチンとはじけた。
不思議でおかしな世界の絵本です。
出てくる言葉は「もこ」「にょき」「ぽろり」と奇妙な擬音ばかりです。詩人谷川俊太郎さんと画家元永定正さんがおりなす異色ながらも傑作と言われる絵本です。
大人が読むと意味不明ですが、子供には伝わる魅力が隠れている絵本です。
購入を躊躇されている方は、作者である谷川俊太郎さんの読み聞かせをYouTubeで見てみてください。大人も子どもと一緒に笑ってしまいます。
読み聞かせってこうするもんなんだと、私も勉強にもなりました。ぜひ騙されたと思ってためしに手にとってみてください!
⑧ことばのえほん1 ぴよ ぴよ


発売日 | 2009年6月10日 |
ページ数 | 24ページ |
筆者 | 谷川 俊太郎 氏 |
出版社 | くもん出版 |
単行本(税込) | 約1,100円 |
Amazonカスタマー レビュー |
- 言葉が出てきた赤ちゃんへ
- 物に興味が出てきた赤ちゃんへ
- リズムがいい絵本が好きな赤ちゃんへ
谷川俊太郎×堀内誠一のオノマトペだけでつづる、ひよこの冒険物語の絵本です。
詩人・谷川俊太郎とデザイナー・堀内誠一が、1972年に「幼児と言葉」の関わりをとらえて作った絵本です。
音の絵本と言ってもいいです。
シンプルな言葉選びなので、ぜひ親子で声に出して読んでみてください。きっと子供のイメージもどんどん膨らんでいくと思います。



親子でどんどんイメージを膨らませ、ぜひ子供の世界観を楽しんでください!
⑨きんぎょが にげた (幼児絵本シリーズ)


発売日 | 1982年8月31日 |
ページ数 | 24ページ |
筆者 | 五味 太郎 氏 |
出版社 | 福音館書店 |
単行本(税込) | 約990円 |
Amazonカスタマー レビュー |
- 一緒に遊べる絵本を探している赤ちゃんへ
- 物に興味が出てきた赤ちゃんへ
- リズムがいい絵本が好きな赤ちゃんへ
小さな子どもたちから絶大な人気を誇る絵本です。
子供が大好きな探し遊びで、カラフルなお部屋と愛らしい形をした金魚、そしてわかりやすい場面転換にすっかり夢中になってしまうのです。嬉しそうに指をさして金魚を探す様子が目に浮かびますね。繰り返すパターン展開ではありますが、飽きる事ない絵本です。



ぜひお子さんと一緒に逃げ出した金魚を探してみてください。
⑩ポケット (単行本絵本)
発売日 | 2010年11月30日 |
ページ数 | 24ページ |
筆者 | 三浦 太郎 氏 |
出版社 | 童心社 |
単行本(税込) | 約880円 |
Amazonカスタマー レビュー |
- 一緒に遊べる絵本を探している赤ちゃんへ
- 物に興味が出てきた赤ちゃんへ
- リズムがいい絵本が好きな赤ちゃんへ
いろんな縫い目のかわいらしいポケットから頭や、鼻先や、しっぽが見えます。
次のページをめくると、動物さんたちが顔をだします。最初は真剣な表情で見ている子供たちも、2回、3回と読み聞かせしていくと、動物の名前を覚えて言ってくれる子もいると思います。
ポケットって子どもにとっては特別わくわくするものですよね。
シンプルな展開と温かくて柔らかな美しい絵があかちゃんの心を掴んでくれます。
⑪ノンタンおしっこしーしー (赤ちゃん版 ノンタン3)


発売日 | 1987年8月27日 |
ページ数 | 24ページ |
筆者 | 大友 幸子 氏 |
出版社 | 偕成社 |
単行本(税込) | 約660円 |
Amazonカスタマー レビュー |
- トイレがわかり始めた赤ちゃんへ
- 生活習慣の一つを知りたい赤ちゃんへ
- トイトレを考えている赤ちゃんへ
- 真似っこしたい時期の赤ちゃんへ
1987年からあるノンタンシリーズはロングセラーの絵本です。
小さな可愛いノンタンたちが活躍する「ノンタン赤ちゃん版」シリーズの中でも人気の1冊です。
こんな明るい笑顔でしーしーしたら、おしっこも楽しく覚えられそうですね。
おしっこの練習のためにお子さんと読める絵本ですね。リズミカルのあることばが続いているので子供も気に入りしーしーしーって真似っこしちゃいます。
絵もとても楽しいし、楽しみながらトイレトレーニングするにはとてもいい1冊だと思います。
⑫はっはっはくしょーん
発売日 | 2020年1月18日 |
ページ数 | 28ページ |
筆者 | あいはら ひろゆき 氏 |
出版社 | KADOKAWA |
単行本(税込) | 約970円 |
Amazonカスタマー レビュー |
- 物に興味が出てきた赤ちゃんへ
- 1つ1つの動作が気になる赤ちゃんへ
- 真似っこ赤ちゃんへ
この絵本は全国の幼稚園・保育園1000人の子どもたちとつくった絵本です。
全国の幼稚園・保育園で読み聞かせを実施しつくった絵本で「次はどうなるのかな?」と子どもたちの想像力がふくらみ、コミュニケーションがうまれます。
比較的新しい出版の絵本ですが「第13回MOE絵本屋さん大賞2020」新人賞第3位受賞しています。
読み聞かせの際は、声に強弱をつけて声のトーンをつけて子供たちと一緒にみんなでいっしょに はっ はっ はくしょ――――んと読んでみてください。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「1歳向けおすすめ絵本」について詳しく紹介してきました。
絵本を通して子供たちの新たな表情が発見できるかもしれません。



絵本を通してお子さんとスキンシップを取り、
我が子の新たな表情を発見してみてくださいね!